七五三お札はどこに飾る?飾り方や処分方法も!

行事

七五三でいただいたお札はどこに飾ればいいのでしょうか?お札やお守りの飾り方や処分方法を解説します。

 

七五三のお札はどこに飾る?

七五三のお参りでいただいたお札。神様の力が宿っているとされる七五三の授与品を家に飾ることは、厄除けにつながります。
家に持って帰ってきたはいいが、どのように取り扱えばいいのか分からない人は多いでしょう。

神棚に飾ることが正解とされていますが、自宅に神棚がない場合、どうすべきか困惑しますよね。

しかし、神棚がない家庭でもお札を祀ることは問題ありません。
お札を丁寧に扱い、子供たちの健康と安全を祈るためにも、きちんとお祀りしましょう。

 

お札を飾るのに適した場所

神社からもらったお札を飾るのに適している場所は日光の差し込む、目線の高い場所です。 お札は神様の象徴とされ、神様を見上げるような設置は失礼ですので、必ず目線の高い場所に飾るようにしましょう。

お札を祀るのに最適な部屋は、リビングです。これは太陽光がよく差し込む部屋であるため、リビングが最適とされる一因です。また、家族が集まる場所でもあるので、その点でも適しています。

 

神棚が家にない場合、
お札を飾るのは、日光の入るリビングが適している。

 

 

お札を飾る方角

お札を設置する方角は、お札の文字面が『南』か『東』に向くようにします。

高い箪笥の上に半紙を敷いて立てかける場合でも問題ありません。
ただし、壁に直接貼り付ける場合は、お札を傷つけないように細心の注意を払いましょう。絶対にお札自体に傷をつけたりしないように心掛けましょう。

 

 

七五三のお札の飾り方

 

目線より高く、清浄な場所

お札を飾るのは、目線より高く、清浄な場所が良いとされています。

もし家具の上に設置する場合、まず家具をきちんと掃除し、できれば下には白い布や紙を敷いておいて、清潔な状態にしましょう。

背の高い家具が使用できない場合、代わりに壁や柱に両面テープを使って固定することもできます。100円ショップで入手できるような両面テープでも問題ありません。

このとき、お札に直接画鋲をうったりしないようにしましょう。

 

 

七五三のお札の処分方法

次に気になるのが、お札を飾れるのを終える時のこと。

 

お札の処分方法

七五三のお参りをした神社に返納するのが、一番安心です。

神社にはたいてい「古神札納め所」と言って、古くなったお札・お守り・破魔矢を回収する箱が設置されています。そこにお札やお守りを入れておくと、定期的に神社でどんど焼きにして処分してくれます。

古神札納め所は、年末年始しか設置していない神社も多いのでチェックが必要です。

 

お札の処分時期

お札の返納は、1年間を目安にすることが多いです。

しかし特に決まりはありませんので、2回七五三を行う場合は、1回目のお札を2回目の際に返納する方法でも良いですね。
また、子どもの成長に合わせて、例えば入学、就職、結婚などの節目を返納のタイミングとするのも良いでしょう。

 

 

まとめ

子どもの成長と健康を感謝する七五三のお札には、子どものこれからの成長と健康の願いが込められています。

飾る際には、お札の本来の意味を理解し、これまで守ってくれたこと、願いを成就させてくれたことに感謝しながら、丁寧に大切に飾りたいですね。
また処分する際にも、感謝と敬意を持って、しかるべき形で返納することを心がけましょう。

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