ひな祭りと言えば雛人形が欠かせませんが、その顔や雰囲気が何となく不気味で、夜になると雛人形の飾られた部屋に入るとドキッとしますよね。
中には、お子さんにプレゼントしたい気持ちと同時に、その不気味さから購入を迷っている方もいるようです。
雛人形が怖いのはなぜでしょうか?原因と対処法を調査しました。
雛人形が怖いのはなぜ?
・人形恐怖症
昔からの雛人形のほとんどは、日本人形です。
「髪が伸びる」「夜中に動く」といった、日本人形にまつわる怖い話が一部で広がっており、それが雛人形全体に対する印象に影響を与えていることもあるでしょう。
したがって、「雛人形が怖い」と感じるよりはむしろ、「日本人形が怖い」のではないかと考えられます。
実際、日本人形以外の雛人形に対して怖いと感じる人はかなり少ないでしょう。
また、人形恐怖症という症状を持つ人もいます。
人形恐怖症とは、本来なら恐れる理由がない人形に対して強い恐怖を感じたり、同じ空間に居られない状態をいいます。
どんな人形が怖いのかは個人により異なります。ただし、動物などのぬいぐるみよりも、人間に近い外見を持つ日本人形や西洋人形などが、多くの人にとって怖いと感じられるようです。
雛人形が怖い時の対処法
子どもであれ、大人であれ、雛人形が怖いと感じる人は一定数いるようです。
そんな人は、ひな祭りにどんな対策をすれば良いのしょうか?
雛人形は飾らない
思い切って、雛人形は飾らないという選択はいかがでしょうか?
怖さの克服方法
人形恐怖症の克服方法をご紹介します。
まず、なぜ人形を怖いと思うのか、恐れを理解することからはじめましょう。
そして人形が動き出すのではないかと恐れる気持ちがある場合は、人形に触ってみて、動かないことを確認します。
人形恐怖症になった原因は人それぞれ。その原因を思い出し、再度体験してみるというのも手です。
過去の恐怖は、無意識に大きく感じがち。再度体験してみると、意外と怖さは小さかった!ということもあります。
最後に、人形に優しく話しかけてみてください。
優しい気持ちで、話しかけると愛情が湧いて、怖さはなくなる場合もあります。
対処法をご紹介しましたが、無理に自分を追い込まないでくださいね。
どうしても人形が怖いという方は、
違う方法を試してみましょう!
怖くない雛人形
見た目がかわいい雛人形を選びましょう。
近年では、日本人形の雛人形でない物も市販されています。
かわいいキャラクターものや、ぬいぐるみの雛人形などバラエティ豊かです。
人形でも愛らしい見た目のものを選べば怖くなく飾れますね。
供養の仕方を知る
供養の仕方を知って、適切に供養をすることで恐怖がなくなる方もいます。
雛人形は、通常のごみとして処分することも可能です。
地域の自治体の規定に基づいて、燃えるゴミ、燃えないゴミ、粗大ゴミなどに分別します。
ただ、「子供の身代わりに」と願って飾られていた人形をゴミとして処分するのは何となく抵抗がありますよね。
感謝の気持ちをもって丁寧に手放すことが、気分的に良いものです。
人形を手放す方法として、以下の2つがあります。
①神社やお寺にお願いして供養してもらう
人形供養をしてくれる神社やお寺に持参しましょう。人形の大きさや種類によって供養料などは異なります。また、郵送で受け付けてくれる場合もあります。
②人形供養のイベントに持参する
役目を終えた人形を合同供養してもらうイベントが各地で催されています。雛人形の専門店が協賛する供養祭や、葬儀社が主催しているイベントなどがあります。 「高かったから」「どうせ手放すなら」と、中古品として雛人形を出す人もいますが、買い手がつくことは少ないです。
元々は身代わりに災厄を受け入れてもらうという意味があるため、中古品を欲しがる人があまりいないというのが理由ですね。
まとめ
女の子の成長を願って飾られる雛人形。怖くて飾れないのは辛いですよね。原因がわかるとスッキリすることもあると思います。
この記事を参考にして、あなたのご家庭にあった対処法で楽しいひな祭りをお迎えくださいね。
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