イースターはいつからいつまで?
「イースター」とは、イエス・キリストが十字架に架けられて亡くなった後、3日後に復活したことを祝うお祭りのことです。
イースターは春分の日以降の最初の満月の次の日曜日とされており、毎年日付が変わる特徴があります。
2023年は4月9日でした。
イースター当日の40日前から、当日の50日後まで。
つまり、イースターのお祝いの期間は90日間もあります。
90日間もお祝いムードなんて
驚きですよね!
キリスト教圏の国では、ハロウィンやクリスマスと同じくらい重要なイベントとされています。毎年この時期になると、店頭には色鮮やかな卵や愛らしいウサギが飾られ、春の到来を告げています。
卵やウサギをモチーフにしたイースター料理を楽しんだり、町中に隠された卵を見つけるエッグハントなどが行われ、キリストの復活を祝います。
イースターの起源と意味
イースターはイエス・キリストの復活を祝うお祭りで、通常は「復活祭」とも呼ばれます。
イエス・キリストはローマ帝国への反逆罪で十字架にかけられて亡くなった後、3日後に復活したとされています。この復活を祝う行事がイースターの起源です。
キリスト教では、クリスマスよりも重要なイベントと考えられており、キリスト教圏の国ではイースター休暇がある場合や、学校でイースター祭りが行われることもあります。
イースターの祝い方
イースターの象徴として広く知られているのは、「卵」と「うさぎ」です。卵は生命の始まりや復活を象徴し、うさぎは子孫繁栄を表しているため、これらがイースターのシンボルとされています。
日本のイースター
日本ではイースターの馴染みが薄く、特別なイベントはあまり行われません。
しかし、時期が近づくとテーマパークやゲームなどのエンタメの世界では、カラフルな卵やうさぎの置物がディスプレイされ、様々な催し物が行われます。
日本ではイースターを祝うイベントはまだ数少ないですが、ディズニーリゾートやハウステンボス、USJなどのテーマパークで例年イースターイベントを開催しています。
一度イースターのイベントに足を運んでみてはいかがでしょうか。
海外(キリスト教圏)のイースター
日本ではあまりイースターを祝わない一方で、
キリスト教圏の国では、クリスマスやハロウィンと同様にイースターが盛大に祝われます。
卵に絵を描いたり、コスプレを楽しんだり、家族で卵料理を楽しんだり、パーティーを開いたりと、非日常的で活気にあふれた時間が現実世界でも楽しまれています。
イースターエッグ
イースターエッグは、卵の殻に鮮やかなペイントが施された特別な卵です。
キリスト教において卵が生命の始まりを象徴しています。イエス・キリストが十字架にかけられて亡くなり、3日後に復活したという出来事が、卵の殻から新しい生命が生まれるかのように例えられ、イースターのシンボルとなったのです。
最近では、卵の代わりにチョコレートやプラスティックで形成された卵型のものも増えています。
イースターの季節になると、お店や遊園地などで、鮮やかなデザインの卵が商品のパッケージやディスプレイで目にすることがよくありますね。
イースターエッグの色や模様の意味
イースターエッグにはさまざまな色やイラストが描かれています。
たとえば、赤はキリストの血、白は清浄や誕生、太陽は生命、麦は豊穣など、それぞれに特別な意味が込められています。
イースターエッグの模様にも様々な意味があります。
国や宗派によっても、イースターエッグの飾り方が異なり、イースターエッグペイントなどを通じて様々な楽しみ方が行われています。
イースターバニー
卵以外のイースターのモチーフの一つが「うさぎ」です。
イースターに登場するうさぎは「イースターバニー」として知られています。
うさぎは子供を多く産むことから豊穣や繁栄の象徴とされ、イースターバニーは子供たちにイースターエッグを運ぶ存在として親しまれています。
イースターでうさぎがモチーフとなった理由には、イースターの由来とされる女神「エオストレ」が関係していると考えられています。エオストレはゲルマン神話に登場する女神で、地上ではいつも野うさぎを従えていたといわれています。
これがイースターにおけるうさぎのシンボルとなり、イースターバニーが誕生するきっかけとなったのです。
まとめ
この記事では、イースターの日程からその歴史や由来を紹介しました。日本ではまだあまり馴染みのないイースターですが、海外のキリスト教圏ではクリスマスよりも大切にされている行事だとは驚きですね。
一度テーマパークなどでイースターのイベントに参加して、海外の文化に触れてみてください。
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