雛人形出さないとどうなる?不幸になると言われる理由を調査!

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雛人形を出さないとどうなるのでしょうか?不幸になると言われる理由を調査しました。

雛人形を出さないとどうなる?

雛人形は、子どものお守りであり厄払いの象徴とされています。
そのため、雛人形を飾ることは、「健やかな成長と幸福を願うこと」に繋がります。

しかし、雛人形をしまいっぱなしにしておくと、「幸せが訪れない」つまり「結婚できない」とされてしまうと言われています。本当でしょうか?

 

雛人形を出さないと結婚できないはウソ

実はこれは文字通りの意味ではなく、風通しの悪さや劣化の防止の観点から来ていると考えられます。

雛人形を手に入れたら、それを大切に扱うことが重要です。しまいっぱなしにすると風通しもなくなり、痛みや劣化に気づくことも難しくなります。

お守りや厄払いとして手に入れた雛人形を大切にするためにも、定期的に出して飾ることが良いでしょう。特に節句のイベントがなくても、年に一度はお手入れを兼ねて雛人形を飾ることがおすすめです。

 

出すことが難しい場合や環境の変化で飾る場所がなくなった場合は、供養の上、処分することも一つの方法です。何よりも大切なのは、雛人形をしまいっぱなしにしないことです。

 

雛人形は定期的に出してメンテナンスしましょう!
雛人形を出さないなら処分も考えよう。

 

 

 

雛人形は何歳まで飾るべき?

よし、雛人形をしまいっぱなしにしない!と心を入れ替えたところですが、次に一体子どもが何歳まで続けるべきなのか、という疑問が湧いています。

雛人形は何歳まで飾るべきでしょうか?

 

何歳まで飾るという決まりはない
一般的には、娘が家を出るまで、または結婚するまで

 

雛人形には「何歳まで飾る」といったしきたりや言い伝えは存在しません。

 

もしも子どもが小さいうちに飾るのを中断するのであれば、人形供養の後に処分するか、飾らない期間でも年に一度はメンテナンスのために箱から出して手入れをするなどしましょう。

最も一般的な意見は、娘が結婚する(または進学などで家を出る)タイミングで雛人形の飾りを中断することです。

 

お子様の誕生から結婚までと考えると、かなり長い期間毎年飾ることになります。最後まで美しい姿で飾れるように、定期的なメンテナンスを怠らないように心掛けましょう。

 

 

 

雛人形はいつからいつまで飾る?

雛人形の飾り付けは、立春(節分の翌日)から2月中旬ごろが最適とされています。

この期間中には、大安または友引の縁起の良い日を選んで飾ることがおすすめです。

雛人形を片付ける時期は、節句が終わった後で、晴れて乾燥した日を選ぶのが良いでしょう。

 

雛人形は湿気に弱いため、晴れている日に出すのがおすすめ!
縁起の良い日や悪い日よりも、雛人形にダメージが少なく片付けることができる日が好ましいです。

 

「雛人形をしまうのが遅いとお嫁にいけない」という言い伝えもありますが、それは「時期が来たらきちんと飾り、時期が来たらきちんと片付けることができる子は良いお嫁さんになれる」という意味合いから生まれたとも言われています。

 

子どもと人形のためにも、湿気の多い季節になる前の3月中にはきちんと片付けてしまいましょう。

 

 

雛人形を出すのに最適な日

立春(節分の翌日)から2月中旬頃の間の、大安友引の日。

2024年は以下の日がひな人形を出すのにおすすめです。

 

2024年(令和6年)ひな人形を出すのに最適な日

2月9日(金)大安
2月11日(日)友引 建国記念日
2月14日(水)大安
2月17日(土)友引
2月20日(火)大安
2月23日(金)友引 天皇誕生日

 

 

まとめ

雛人形を出さないと不幸になる、お嫁に行けないと聞いて不安だった方はこの記事を読んで安心されたと思います。言い伝えや噂は、本当ではないのですね。

しかし、飾らなくなった雛人形も定期的にメンテナンスして大切にしたいですね。

 

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