ブラックフライデーを日本でやるのはなぜでしょうか?その由来や起源を調査しました。
近年11月ごろのなるとよく耳にする『ブラックフライデー』。海外で生まれた言葉らしいのですが、なぜ日本で知られるようになったのでしょうか?今回は、その由来や起源について解説します。
ブラックフライデーとは
ブラックフライデーは、アメリカの感謝祭である11月の第4木曜日の翌日、つまり金曜日を指します。
この日は、年末商戦が始まるため、小売業者などの売上が急増し、黒字に転じることから、「ブラックフライデー」または「黒字の金曜日」と呼ばれています。ブラックフライデーを起点とする大規模なセールは、ブラックフライデーセールとして知られています。
ちなみに、ブラックフライデーの金曜日は、11月1日が金曜日の場合には第5金曜日になり、それ以外の場合は第4金曜日に該当します。
ブラックフライデー日本でやるのはなぜ?
ブラックフライデーとは、もとはアメリカの大規模なセールのことを指します。日本でそれが浸透し始めたのはごく最近。
ここでは、ブラックフライデーの由来や起源から、日本で始まった理由を紐解いていきます。
ブラックフライデーの由来
アメリカにおける、ブラックフライデーの起源にはいくつかの逸話が存在します。
一つ目の逸話によれば、ブラックフライデーの語源は、感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日を指す言葉として、1951年の「Factory Management and Maintenance」誌で初めて使われたことに由来します。
この記事は、感謝祭の翌日に労働者が病欠することが多かったことを指しており、しかし、この用語は一般的には広まりませんでした。
1960年代初頭、フィラデルフィアではブラックフライデーが、クリスマス商戦の開始に伴う繁華街の混雑や交通渋滞を表すために使用されました。
この時期になると警察にとって問題が増え、混雑が黒字の数字を思わせたことから「ブラックフライデー」と呼ばれるようになったとされます。
1961年、フィラデルフィアの商人たちはこの用語を嫌い、「ビッグフライデー」や「ビッグサタデー」に改名しようとしましたが、これらの用語も受け入れられませんでした。
ブラックフライデーという言葉は、1970年代と80年代に他の都市にも広まり、その後、商人たちはこの日が「黒字化」する日であると広く言われるようになりました。
これにより、ブラックフライデーは企業の黒字を意味する日として認識され、ブラックフライデーに関連するセールが一般的になりました。
また、ブラックフライデーセールはサイバーマンデーセールと呼ばれる翌月曜日まで続き、その後にはサイバーマンデーセールがオンラインで始まります。
ブラックフライデーは、米国では本格的なクリスマス商戦の幕開けの日なのです。
日本のブラックフライデー起源
日本ではいつから広まった?
大手ショッピングモールのイオンが2016年からブラックフライデーに便乗した割引セールを開催したのが、日本での始まりと言われています。
外資系のトイザラスもその年にブラックフライデーを始めました。
そのセールが大成功をおさめたため、イオンだけでなく競合のイトーヨーカドーやアピタ、そしてAmazonや楽天市場等でもセールが実施されるようになっていきました。
日本で注目のブラックフライデーセール
ブラックフライデーでは、家電製品などの割引額が大きいのが特徴。セールを活用して必要なもの・欲しいものをお得に入手しましょう!
2022年の開催は11月25日(金)0:00から12月1日(木)23:59まででした。
Amazonデバイスをはじめ、各種カテゴリーでタイムセールが行われました。
2022年の開催は11月22日(火)20:00~11月27日(日)1:59でした。
買えば買うほどポイントアップする買いまわりキャンペーンが開催されていました。
まとめ
ブラックフライデーは元はアメリカの文化でしたが、最近では日本でも一般的になってきました。年末に向けて、欲しいものや必要なものがお得に購入できるチャンスです。
全てのお店がセールを行うわけではありませんが、主要なオンラインショップやイオンなど全国的に店舗があるお店でも開催されます。欲しい物がある方は見逃さないようにしましょう!
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